2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
司法試験における表現の自由と名誉感情の利益の調整(1) 平成23年司法試験論文式試験公法系科目第1問(憲法)の出題趣旨1頁では,「本問における表現の自由の制約の合憲性をめぐって問われているのは,表現の自由とプライバシーの権利の調整である」(下…
平成29年司法試験論文式試験・公法系科目第1問(憲法)のヤマの1つとも思われる堀越事件(最二小判平成24年12月7日刑集66巻12号1337頁)は,近時,同事件を担当された千葉勝美元最高裁判事自身により,「猿払事件大法廷判決を乗り越えた先の世界」[1]の判…
弁護士・公法研究者の平 裕介(たいら ゆうすけ)と申します。 このたびブログをはじめました。 ここでの表現は、私個人の意見、感想等を述べるもので、私の所属団体、関連団体のそれとは関係のないものです。 私は、研究者として、行政法(公法)を専攻し、…